飯尾和樹のずん喫茶

【飯尾和樹のずん喫茶】10月20日・<神奈川・厚木>の川沿いの喫茶店でこだわり特製カレーを!【お店の情報まとめ】

飯尾和樹のずん喫茶

※画像引用:ACphoto

「喫茶店が大好きっ!」な、ずんの飯尾和樹さんが純喫茶で美味しいコーヒーを飲んで、おススメのメニューを食べてお店のマスターや常連さんとお喋りし、お店に入る時から出る時まで全て飯尾さん目線で楽しむ喫茶店めぐり旅、『飯尾和樹のずん喫茶』

今回の舞台は神奈川県の厚木エリア。相模川にかかる相模大橋から番組スタートです。遠くを走っている電車を見つけて「あ!ロマンスカーだ!」と興奮したのち、「夜明けのMEW~!」。厚木と言えば小泉今日子さんの出身地なので夜明けのMEWと叫んだそう。ロマンスカーに乗っていたのかなあと思いを馳せる飯尾さんです。さてどんな喫茶店と出会えるのでしょうか。

番組情報
テレビ東京・BSテレ東7ch(放送局はWikipediaの下の方にあります)※TVerでの配信もあり
飯尾和樹のずん喫茶
●放送日時:土曜22時~
●メインMC:飯尾和樹(ずん)
 

金港堂珈琲

厚木市は神奈川県の県央部に位置する都市。中でも「本厚木」は小田急線で新宿まで乗り換えなしで約50分と、交通の利便性も高い駅です。1軒目のお店は相模川沿いにあります。

●創業2020年、相模川にかかる相模大橋近く。飯尾さんが今家で育てているという、立派なソテツの木がお出迎えしてくれる。(飯尾さん宅のソテツはまだまだ小さ目だそう)
●店主は立脇 二紀(たてわき ふき)さん。可愛らしいお名前はお父様が名付けてくれたそう。
●立脇さんのご実家が、三重県四日市市で明治から続く「金港堂」という書店で、老舗でお父様は三代目だった。二紀さんが12歳の年に店を閉めてしまい、いつか金港堂という名前でなにかお店をやりたいなあと思っていたので、令和二年、喫茶店開業時に書店時代の「金港堂」の店名をつけて受け継いだそう。
店の奥にはVIPルームのような部屋がある。予約してもらった方の席とのこと。豪華な家具が多いのは、二紀さんがアンティークっぽいものが好きなため。
68歳の頃から終活を考えるようになり、川が望めるこの店で喫茶店開業へ踏み切った。
●もともとは日本食のお店で、畳にテーブルを置いてって言うクラシックホテル的な感じにしたいと思っていた。
●喫茶店をやろうとしたときに、この店が売られていることを知り、川も見えるし(相模川がお好きだそう)ここにしよう!と思ったとのこと。
●喫茶店開業前は、夫が経営するデイサービスで一緒に働いていたが体がついていかなくなったため喫茶店を開業することに。
ちなみにデイサービスで働いていた時は腹話術をやっていたそう。やってもらったところめちゃくちゃ口が動いていました。

金港堂珈琲さんのメニュー

●メニューはドリンクと料理で41種類。
●コーヒーはスペシャリティトラジャ珈琲、本日のスペシャリティ珈琲、アメリカン珈琲金港堂ブレンド、カフェオレ、ウィンナーコーヒー、アイス珈琲、水出しアイス珈琲、アイスカフェオレ、珈琲フロート。(それぞれハンドドリップ、焙煎→ドリップなどあり)
●紅茶は金港堂ブレンド紅茶やダージリンなどのストレートティー、アイスティー(アールグレー)などがある。
●他はバンホーテンココアのホット、懐かしのメロンクリームソーダ、優しさのフレッシュバナナミルク、とろ~り濃厚マンゴージュースなどと、ビール、ハイボールなどのアルコール類もある。(ノンアルコールビールも)
●フードは悪魔のスパイス英国式ビーフカレー、天使のささやきバターチキンカレー、タコライス・カーニバルなど。スイーツはレアチーズケーキベリーソース添え、真っ赤なリンゴの冷たいケーキ、スフレケーキ、ティラミスパルフェなど。

金港堂さんのスペシャリテはカレー。悪魔のスパイス英国式ビーフカレーが人気があるとのこと。イラストがついたメニュー表もあります。

そして金港堂さん、飲み物を何か頼むとアメリカン珈琲が飲み放題になるそうです!メニューにも「※お飲み物には金港堂アメリカン珈琲(おかわり自由)」と記載があります。なんでそんなサービスが?というと二紀さんがコーヒーが好きだからだそう。

飯尾さんのオーダー

●黄昏の誘惑・タンザナイトクリームソーダ 858円
●悪魔のスパイス・英国風ビーフカレー +トッピング(2種)1,430円
タンザナイトクリームソーダからやってきました。タンザナイトとは青紫の石で、その色がすごく好きだから一生懸命試行錯誤して作ってみたのだそう。なのでどこにもないオリジナル商品だそう。紫の部分がタンザナイトで、赤いのは夕やけを出したかったそう。
シロップが下にたまっているので混ぜて頂きます。気になるタンザナイトのお味はというと、いちごとブルーハワイのシロップを特別な配合で混ぜて作られています。そしてそこに飯尾さん絶賛のアイスクリーム。考案したのは二紀さんとのこと。
続いては英国風ビーフカレー です。スプーンとフォークがホテルのレストランのように立派で、家具にぴったり合っています。
ごはんはターメリックライスで、大盛りサービスしてくれました。英国風で、タマリンドという酸味のあるスパイスや、クミンなど10種類以上のスパイスを使用しているそう。「玉ねぎのコクとか甘みでデミ感を感じるカレーですね」と飯尾さん。カレーはお肉が固くなってしまうのでそんなに長時間は煮込んでいないそう。ちなみにお肉、牛肉は赤ワインに漬けてやわらかくしているそうで、ルーのコクを増すためにコーヒーを加えているとのこと。
飲み放題のサービスコーヒーは、棚からカップを選べるそうです。飯尾さんが「どれがいいですか、イメージ」と一緒にカップを見ていたら、ビートルズのカップと呼ばれているカップがあると。なんでもビートルズが初来日した時に、武道館の楽屋でコーヒーを飲んでいる写真に写っていたカップだとか。ということでビートルズと同じカップでいただくことに。「アメリカンだけど薄くもなくしっかりしたコーヒー」とのことでした。
アンティークのカップは20歳くらいの頃から集め出したそう。アンティークなものたちがたくさんある店内なので、「今日は撮影クルーがすごく緊張してます」だったそうです。
飯尾さんの金港堂珈琲さんの感想は「カレー おかわりアメリカン タンザナイトなクリームソーダー 最高です!! 何より最高は声と口の動き同時腹話術!!」でした。

金港堂珈琲さんの情報

金港堂珈琲
食べログはこちら
住所:神奈川県厚木市東町2ー1リバージュ21 201(相模川側1階)
アクセス:小田急線本厚木駅下車、東口、北口より徒歩10分ほど
電話番号:046-200-9700
営業時間:火、水、木、土(第2、第4)11時~19時
定休日:月、金、日、土(第1、第3)
予約可否:可能
支払い方法:現金、カード(VISA、Master、JCB、AMEX)、電子マネー、QRコード決済可能

ぎゃらりー喫茶なよたけ

続いてのお店は本厚木の駅から5分くらい歩いたところにあります。

●創業1985年。店主は小髙 嘉照さん。
●店名の由来を尋ねたところ、なかなかの長文が書かれた紙を渡された。なよたけとはかぐや姫のこと。(なので店名の由来はかぐや姫??)
ここのお店は小髙さんが二代目。前のオーナーが20年目で辞められ、小髙さんが引き継いで19年目。最初小髙さんはなよたけのお客さんだった。小髙さんは焼き物をやっていて、前オーナーの時に焼き物の展示をさせてもらっていた。先代店主が引退する時に、陶器展示の縁もあってお店を受け継いだ。
お店にあるカップは300点以上。小髙さんの作ったカップもあるが、60年くらいかけて小髙さんが集めたカップ。
小髙さんは熱海の山の中に工房を持っていて、月に一度陶芸教室も開催している。58歳の時に趣味でもある陶芸用の工房を熱海に建てたのだそう。
●喫茶店を始める前はサラリーマンとして、定年まで通信系の会社に勤務。
●熱海の工房の時に結構な借金をして造ったので、奥様は工房は作ってから20年間来てもらえなかった。(お子さんは来ていたそう)なよたけは奥様もご存知だったので、なよたけを引き継ぎたいんだけどという話をしたら、「あなたがやりたいならいいんじゃない」と許してくれたそう。
●工房の借金を返すため陶器をたくさん作って売ったので、陶器を作る技術力が上がった。
●お店にはコーヒーカップだけではなく小髙さん作の温野菜を作る鍋、鍋焼きうどんを作る鍋も置いている。
●なぜお店で鍋を使っているかというと、個展でも売っている鍋なので鍋焼きうどんでどのくらい大丈夫か耐久テストを兼ねるためだそう。
 

ぎゃらりー喫茶なよたけさんのメニュー

●メニューはドリンクと料理で55種類。
●コーヒーは徳川将軍珈琲、ブラジル他ストレート珈琲、なよたけブレンド、アメリカン、アイスコーヒー、カフェオレ(ホット、アイス)、ベトナム珈琲、ウィンナー珈琲など。
●紅茶他、お茶は、紅茶、ミルクティ、八宝茶、ゆず茶、鉄観音茶など。
●他はシナモンソーダ、ザクロジュース、アップルジュース、ゆずソーダ。それからアルコール類もあり。
●フードのごはんものはカレーライス、オムライス。パンものはピザトースト、フレンチトースト、バタートースト、シナモントースト、温野菜+パンのセットなど。麺ものはナポリタン、鍋焼きうどん(期間限定)、冷やしサラダうどん(期間限定)
●スイーツはバニラアイス、イチゴアイス他アイスクリームなど。
料理はやっていなかったが、焼き物をやる時は泊りがけで1人で行くので買い物から料理から片付けまで自分でやっていたので料理を覚えたそう。

飯尾さんのオーダー

●なよたけブレンド(セット)
●鍋焼きうどん 1,400円(11月~4月の限定メニューです)
小髙さんが作ったカップ、二つから選ぶことに。小髙さんが作ったカップはコーヒーを淹れた後のものをとっておいて、コーヒー豆ともみ殻としたの方に炭を置き、大きな箱の中に置いて蒸し焼きをしたカップだそう。つまり、コーヒー豆を使ったカップ。薬はかけていなく自然な色なのだそう。ちなみに飯尾さんは取っ手が飯尾さんの耳に似ている?カップを選びました。
「飲みやすい、まろやかですね、優しく苦味が伝わってくるような」と飯尾さん。なよたけブレンドは、茨城の老舗コーヒー店「サザコーヒーの4種類の豆を使用したブレンド。引き継いでから19年間ずっと使っているそう。鍋焼きうどんを作る前に、小髙さん、コーヒーを飲んで一息。飯尾さんが「コーヒーが美味しい」というので飲みたくなっちゃったそうです。
作っている途中の鍋焼きうどんが熱々で、小髙さんが「飯尾さん火傷しちゃうといけないね」とスタッフさんに言うと、スタッフさん「大丈夫です」と。飯尾さん、「(火傷して大丈夫かどうかは)俺が決める事じゃないのかなあ!」ということであっつあつの鍋焼きうどんの登場です。「染みてておいしい!おいしい!」昆布出汁に卵、えび天、かまぼこ、油揚げなどが入った具沢山鍋焼きうどんでした。
飯尾さんのぎゃらりー喫茶なよたけさんの感想は「工房のローンが そうさせた 作らせた なべ焼きうどん コーヒー 最高に旨い!! ミチコさ~ん(奥様)こらえてくれてありがとうです」でした。
 

ぎゃらりー喫茶なよたけさんの情報

なよたけ
住所:厚木市中町1-6-1 厚木セントラルハイツ 2F
アクセス:小田急電鉄本厚木駅下車、徒歩5分
電話番号:046-222-8887
営業時間:火~日・祝:11時~18時(Google情報)
定休日:月曜日
予約可否:可能
支払い方法:現金、電子マネー可(クレジットカード不可)

※食べログでは金曜日は11時~20時までの営業となっておりました。お店に行かれる前に店舗の方までご確認ください。
 

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。今日は10月20日放送分、飯尾和樹のずん喫茶「<神奈川・厚木>の川沿いの喫茶店でこだわり特製カレーを!」に登場したお店の情報についてまとめました。

どちらも相模川近くのお店で、店主がお年を重ねられてから開店、引き継いだというお店でしたね。金港堂珈琲の二紀さんも、ぎゃらりー喫茶なよたけの小髙さんも楽しそうな印象を受け、年を取るのも悪くないなあなんて勝手なことを思いました。寒くなってきましたので、あたたかいカレーや焼きうどん、よいですね。焼きうどんは11月からなのでぜひ金曜日のランチに。金港堂珈琲さんのあまり煮込まないというカレーは明日のランチにいかがですか。

それでは今日はこのへんで。ありがとうございました。

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