マツコの知らない世界

【マツコの知らない世界】4月29日・バリスタコーヒーの世界【おいしいコーヒーはフルーティ】

マツコの知らない世界

※画像引用:photo AC

今日は4月29日放送分、マツコの知らない世界「バリスタコーヒーの世界」に登場したお店の情報についてまとめます。

番組情報
TBSテレビ『マツコの知らない世界』
●放送日時:毎週火曜20時57分~22時
●メインMC:マツコ・デラックス
●番組内容:あらゆるジャンルのゲストが自らの得意ジャンル、現在ハマっているものを企画として持ち込み、マツコにプレゼンしていくというスタイルのトークバラエティ番組。

バリスタコーヒーの世界を案内してくれる方

わずか5歳でブラックコーヒーの味に感動、昨年大学生向けのバリスタ大会で優勝した小学3年生の小澤俊介くん。一日のカフェイン摂取量をアメリカの小児科学会が定めた100mg以下に抑えながら、毎日お父さんのコーヒーを淹れ、腕を磨いています。将来の夢はカフェ経営で、店名は「RANDOSERU COFFEE」とのこと。

そして小澤俊介くんの師匠が中楯聡さん。サラリーマンを退職し、7年前、那須のフランクリンズカフェでコーヒーにハマり、32歳の時にニュージーランドでバリスタ人生をスタート、カフェの激戦区清澄白河に自分のお店、+Angle coffee worksをオープンという経歴です。コーヒー歴でいうと俊介くんとあまり変わらないのだとか。

<清澄白河>+Angle coffee works(中楯聡さんのお店)

+Angle coffee worksさんの情報

+Angle coffee works
食べログはこちら
住所:東京都江東区三好1-7-14リトルトーキョー3F「あのひと」内
アクセス:東京メトロ半蔵門線、都営大江戸線 清澄白河駅下車、A3出口より徒歩3分
電話番号:不明
営業時間:11時~17時(月曜火曜は店主が見込んだ若手が営業とのこと)
定休日:不明
予約可否:不明
支払い方法:現金、カード(VISA)、電子マネー可(QRコード決済不可)

※月曜火曜は「店主が見込んだ若手の方が営業される」と書かれており、Googleでも定休日について記載はありませんので、お店に行かれる際は念の為お店の定休日をご確認ください。

 

ブラックコーヒーは苦くない?!

今回はブラックコーヒー=苦いというイメージが激変、世界が認める超一流農園で作る、フルーティーすぎるコーヒー豆を一挙ご紹介!更にコーヒーが一気に美味しくなる淹れ方、明日飲みに行ける日本が世界に誇る超一流バリスタがいるカフェをご紹介!

「ブラックコーヒーは苦い」を覆す!まるで果実?世界のフルーティ豆

コーヒーが苦手な若い人にオススメ。俊介くん厳選!フルーティ豆のご紹介です。

<アフリカ・エチオピア>タミル・タデッセ アロベリー

●生産国はアフリカのエチオピア。まるでマスカットの香り。
●エチオピアは9世紀頃にコーヒーノキの自生を発見、コーヒー発祥の地と言われている。
生産者はタミル・タデッセさん。最も優れたコーヒーを決める、国際品評会「カップ・オブ・エクセレンス」で1位を獲得した凄腕。
●タミルさんが作るアロベリーは通常のコーヒー豆に比べて非常に小粒なのが特徴。標高が高く気温が低いところで栽培されるため、ゆっくり熟しながら成長するのでまるでマスカットのようなフルーティーさが凝縮される。
●果肉がついた状態でコーヒーチェリー(コーヒーの木の実のこと)をそのまま乾かし、最後に皮を剥く「ナチュラル」という方法で生成することで、マスカットのような香りがさらに際立つ。
●お取り寄せ:アルケーコーヒー

<タミル・タデッセ アロベリーが飲めるお店>Coffee Wrights 蔵前(コーヒーライツ)<蔵前>

※画像引用:マツコの知らない世界公式サイト

●蔵前駅から徒歩2分。
コーヒー好きの間からはスイーツも美味しいと有名。一番人気はたっぷりのバナナとくるみを、独特な甘さのある波照間島の黒糖で仕上げた黒糖バナナブレッド。
●タミル・タデッセ アロベリーは蓄熱性が高く、豆本来の味を引き出せる1960年代のヴィンテージ焙煎機を使用。煎り時間を短くし、マスカットの香りを最大限に引き立てた焙煎豆。お取り寄せも可能。(現在は売り切れ中とのこと)
番組で紹介されたメニュー
●黒糖バナナブレッド 580円(一番人気)
●タミル・タデッセ アロベリー 1,000円
 

Coffee Wrights 蔵前(コーヒーライツ)さんの情報

Coffee Wrights 蔵前(コーヒーライツ)
住所:東京都台東区蔵前4‐20‐2 1F
アクセス:都営浅草線、都営大江戸線 蔵前駅下車徒歩2分
電話番号:03-3863-3320
営業時間:①水~金:11時~16時②土日祝:10時~17時
定休日:月曜火曜
予約可否:不可
支払い方法:現金、カード、電子マネー、QRコード決済可能

<中南米・コロンビア>エルパライソ ライチロット

※画像引用:マツコの知らない世界公式サイト

●作られているのは中南米のコロンビア。山の斜面にコーヒー畑があり、傾斜は40度。山の斜面で栽培する理由は、標高が高いと日中に霧や雲が発生し、日差しを和らげるため。果実に当たる日光が制限されて糖度が上がる。
●エルパライソライチロットは生産している、エルパライソ農園は収穫した豆を独自の方法で処理している。処理方法は①果肉がついたまま空気に触れさせず発酵させる②果肉を取り除いてもう一度発酵させるというもの。これらの処理方法は世界に先駆け、生み出した精製技術。
 

<中国・雲南省>イーストファーメンテーションハニー

※画像引用:マツコの知らない世界公式サイト

中国の南西部に位置する雲南省。プーアル茶などのお茶の名産地としても有名だがコーヒー生産地としても近年急速に成長。中国産コーヒーの90%以上が雲南で作られている。
雲南産コーヒーと中国茶には共通の味や香りがする。
●雲南省ユアン・イー・ユアン農園でつくられているのが、イーストファーメンテーション浅煎り。最大の特徴がイースト菌などを混ぜたコーヒー専用の酵母を加え150時間発酵すること。発酵後は洗浄せずにそのまま乾燥。まるでワインのような発酵法を行うことで、ピーチウーロンティーのように芳醇で個性的な香りを生み出している。
150時間もの長時間発酵で、茶葉に似た芳香が生み出される。

<イーストファーメンテーションハニーが飲めるお店>COFFEE POST<本川越>

●埼玉県川越市、本川越駅から徒歩2分。もともと自転車屋台からスタートしたお店だったが今では県外からもお客さんが来店する人気店。
スイーツは自家製レアチーズケーキをロータスクッキーで挟んだものから、玉子の濃厚な風味がたまらない自家製プリンなどコーヒーとの相性抜群のものばかり。(※イートインは久保町店のみ)
●イーストファーメンテーションハニーの淹れ方は、まず注ぐ水の硬度を計測し、微調整。(朝と夕方とでは硬度が変わるため)さらに豆の香りが出やすくするため、お湯の温度を89℃にする。こうすることでコーヒーが苦手な人でも楽しめる、中国茶のような香りが際立つ。
●お取り寄せはこちら。(秋に入荷とのこと)

番組で紹介されたメニュー
●自家製ロータスチーズケーキ 550円
●自家製プリン 600円
●イーストファーメンテーションハニー 800円
※イートインは久保町店のみとなります。(COFFEE POST Kubomachi

COFFEE POSTさんの情報

COFFEE POST
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住所:埼玉県川越市新富町1‐1‐5
アクセス:西武新宿線 本川越駅下車、徒歩1分
電話番号:080-6045-0661
営業時間:10時~19時
定休日:不定休(ほぼ無休)
予約可否:不明
支払い方法:現金、カード、電子マネー可

※営業時間、定休日は変更となる場合がありますので、お店に行かれる際に店舗までご確認ください。

明日飲みに行ける!日本が誇るバリスタカフェ3選

コーヒーが苦手な若い人に伝えたい!「同じ豆を使っても、淹れる人で味が全然変わります」。ということで日本が誇るバリスタがいるお店をご紹介。

中楯師匠と番組スタッフの淹れたコーヒーを飲み比べ

※画像引用:マツコの知らない世界公式サイト

注ぎ方で味が変わるということで、中楯さんと番組スタッフが同じ豆と同じ機材を使って淹れたコーヒーを飲み比べてみることに。豆はパナマ産の超高級豆「ラ・ウエリア ロット2」。中楯師匠の店舗では1杯3,500円で出しています。

中楯さんは栃木県那須にあるスペシャルティコーヒーの名店、フランクリンズカフェで国際バリスタ資格を持つ加地吉則さんのもとで修行した実力者ですが、どれだけ味に違いが出るのでしょうか。

(飲み比べ終了後の感想。マツコさんいわくスタッフの方は「あまり下手ではない」でした。ただ、師匠の方は豆の香りがするだけで、スタッフの方は雑味が感じられ、旨みが足りなかったとのこと。)

<那須>フランクリンズカフェ

フランクリンズカフェさんの情報

フランクリンズカフェ
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住所:栃木県那須郡那須町大字寺子乙688-5
アクセス:JR東北本線高久駅から車で5分、徒歩32分
電話番号:0287-74-2066
営業時間:月、火、木、金、土、日:11時~18時(L.O.17時)
定休日:水曜日
予約可否:不可
支払い方法:現金、カード、電子マネー、QRコード決済可

※早めのクローズありとのこと。
※営業時間、定休日は変更となる場合がありますので、お店に行かれる際は店舗までご確認ください。

<とうきょうスカイツリー駅>UNLIMITED COFFEE BAR・松原大地さん

※画像引用:マツコの知らない世界公式サイト

●とうきょうスカイツリー駅から徒歩一分。東京スカイツリーのふもとにある、外国人も多く訪れる人気店。
バリスタと相談しながら淹れてもらうコーヒー豆を選べる。
●オーナーを務めるのがバリスタ松原大地さん。日本人初、バリスタ世界大会決勝の審査員を務めた。バリスタ界のレジェンド。
「お湯を注ぐ時に最初は中心から外に注ぐが、途中から外から中心にお湯を注ぐ」という独自のお湯の注ぎ方をしている。こうすることで対流を作り、すべての粉がお湯に触れて均一に抽出できるそう。そうやって抽出した香り高いコーヒーを、急須みたいに蓋つきのポットで提供してくれるので香りが飛ばずに飲める。
お取り寄せ
番組で紹介されたメニュー
コロンビア・エル・ディヴィソ 2,000円
 

UNLIMITED COFFEE BARさんの情報

UNLIMITED COFFEE BAR
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住所:東京都墨田区業平1‐18‐2
アクセス:①東武鉄道 とうきょうスカイツリー駅下車徒歩1分②東京メトロ半蔵門線 押上駅下車徒歩8分
電話番号:03-6658-8680
営業時間:①火~金:12時~18時②土、日:10時半~19時半※
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)
予約可否:可能
支払い方法:現金、カード(VISA、Master、JCB、AMEX)可能(電子マネー不可)

<経堂>FINETIME COFFEE ROASTERS・竹中秀人さん(週数回)

※画像引用:マツコの知らない世界公式サイト

●小田急線経堂駅から徒歩2分。季節ごとのコーヒーが堪能できるお店。
●バリスタの竹中秀人さんは、抽出技術を競うジャパンブリュワーズカップのファイナリストにもなった。
●竹中さんは抽出方法にこだわりが。「通常のドリッパーだとお湯が横から抜けて味が薄くなったり、ちょっと渋さが出る」ことから、抽出器具のエアロプレスを使用。これを使うことで、お湯の横抜けがなくてお湯のすべてがちゃんと粉の間を通って落ちていくということで味に均一性が出るとのこと。
●竹中さんのこだわりはコーヒーを淹れる水にも。「一般的なカスタムウォーター(コーヒーを淹れる際に、最適な水質を追求するために水の硬度やミネラル含有量をカスタマイズした水のこと)はマグネシウムとカルシウムのバランスを変えて行う事が多いんですけど、硫化物イオンと塩化物イオンのバランスを変えていくと、もっと味をコントロールできる幅が増える」とのこと。(コーヒーの競技会とかでは定番のテクニックだそう)
番組で紹介されたメニュー
エチオピア・ウォルカ・サカロ(ライプドチェリーウォッシュド)700円

FINETIME COFFEE ROASTERSさんの情報

FINETIME COFFEE ROASTERS
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住所:東京都世田谷区経堂1-12-15
アクセス:小田急線 経堂駅下車、徒歩2分
電話番号:03-5799-4130
営業時間:12時~19時
定休日:不定休インスタグラム公式アカウントに臨時休業などのお知らせがあります)
予約可否:不可
支払い方法:現金、カード、電子マネー、QRコード決済(PayPay)可能
 

<横須賀>tsukikoya coffee roaster 山の上店・田村英治さん

※画像引用:マツコの知らない世界公式サイト

●金沢八景駅から車で15分。車1台がやっと走れるくらいの登り坂をひたすら進んだところにある。
俊介くんが第二の師匠と尊敬している田村英治さんのお店。店内はお茶室をリノベーションした和テイストな空間。
●田村さんは日本人で唯一、第一回中国雲南コーヒー品評会に参加したバリスタ。
●俊介くんがすごいと思うのは焙煎方法。「携帯のアプリで気温、湿度、風を見てコーヒー豆に何が起きるか想像しながら焙煎していくって感じですね」気温や湿度の違いが少し違うだけで、焙煎機から出てくる空気の量が変わり、豆に加わる熱量も変化するため日々天候を読んで焙煎を調整。熱量の調整はPCで行うのが主流だが、田村さんはデジタルじゃなくて10秒ごとに手書きで電卓で計算して火力調整をしているそう。
番組で紹介されたメニュー
コロンビア-infused honey-浅煎りウィラstrawberry 990円

tsukikoya coffee roaster 山の上店さんの情報

tsukikoya coffee roaster 山の上店
住所:神奈川県横須賀市浦郷町3-51
アクセス:①京急本線、京急逗子線、横浜シーサイドライン 金沢八景駅から車で14分②京浜急行本線 追浜駅下車、車で7分、徒歩21分
電話番号:046-876-8988
営業時間:①金:10時半~20時②土、日:10時半~17時、18時~20時(※Google情報)
定休日:月、火、水、木
予約可否:可能
支払い方法:現金、QRコード決済(PayPay)可能(カード、電子マネー不可)

俊介くんのオリジナルコーヒー

「マツコさんへおねがい!」ということで、俊介くんが「RANDOSERU COFFEE」で出したいオリジナルコーヒーをマツコさんに飲んでもらうこととなりました。

番組で紹介されたメニュー
●うんなん でーほん トラディショナルナチュラル こきひ
俊介くんの淹れ方が独特です。お湯を注いで「1,2」とカウントし、スプーンを用意。お湯を注ぎながらスプーンで豆をかき混ぜます。こうすることで味ムラなく抽出できるのだそう。
これは第二の師匠、田村英治さんがやっていたので真似したのだとか。色んな師匠のいいところを取り入れる俊介くん。
マツコさんいわく「私好き。」「ちょっと苦さもあるのよ、でもめちゃくちゃスッキリしてる。あら、相当美味しいんじゃないですか」。師匠の中楯さんも「コレは美味しいですね。」マツコさん、「今日イチで飲みやすい」。めちゃくちゃすっきりしていてそんなに嫌いな人がいないんじゃないかなというお味だそう。
これを受けて俊介くん「発酵かけてないから、苦みが豆の良さとして出てくる」中楯さん「育ったなあ」と感慨深げでした。俊介くんのRANDOSERU COFFEE、楽しみですね。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。今日は4月29日放送分、マツコの知らない世界「バリスタの世界」に登場したお店の情報についてまとめました。

コーヒーは果実なので美味しいコーヒーはフルーティな味がする、と聞いたことがあり、実際今まで飲んでみて一番美味しかったのはフルーティな味のするコーヒーを出してくれたお店なのですが、こうやって育てられた豆があんなフルーティな味になるのだな、と思いながら観ました。

バリスタのコーヒーの淹れ方を見ていると、自分がコーヒーを落とすのに大事なのは「すべての粉がお湯に触れて均一に抽出できる」「お湯の横抜けがなくてお湯のすべてがちゃんと粉の間を通って落ちていく」ことなのだなと。それから自家焙煎などやる場合には天気を読むことが大事なんだなと思いました。手作業で電卓で計算して火力調整をするなんてすごいことですね。それが日本が誇るバリスタなのでしょうね。

俊介くんのコーヒーが、マツコさんが「今日イチでおいしかった」のがすごいと思いました。RANDOSERU COFFEE楽しみですね。

ではこのへんで。ありがとうございました。

 
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