飯尾和樹のずん喫茶

【飯尾和樹のずん喫茶】3月2日・<横浜・戸部>の老舗店で美味しい料理のオンパレード~!【お店の情報まとめ】

飯尾和樹のずん喫茶

※画像引用:photo AC

「喫茶店が大好きっ!」な、ずんの飯尾和樹さんが純喫茶で美味しいコーヒーを飲んで、おススメのメニューを食べてお店のマスターや常連さんとお喋りし、お店に入る時から出る時まで全て飯尾さん目線で楽しむ喫茶店めぐり旅、『飯尾和樹のずん喫茶』

今回の喫茶店探しは横浜市戸部エリア。「どうか、ゆるい海外ロケが決まりますように」と、神社でお参りするところから番組スタートです。こちらは横浜市戸部にある、町のシンボルとも言える戸部杉山神社。戸部は京急本線で横浜駅の隣駅です。おみくじを引いてみたら凶。…さて今回はどんな喫茶店に出会えるでしょうか。

番組情報
テレビ東京・BSテレ東7ch(放送局はWikipediaの下の方にあります)※TVerでの配信もあり
飯尾和樹のずん喫茶
●放送日時:土曜22時~
●メインMC:飯尾和樹(ずん)

樹根巣 珈琲専科(ジュネス)

京急電鉄横浜駅の隣駅で、品川駅まで約30分。大正時代に神奈川県初の消防署が設置された街です。一軒目のお店は改札出て右、10秒かかるのかどうかという距離にあります。

●創業1983年。
店主は西村翠さん。先代オーナーが体調を崩したため、近所に住んでいた翠さんが8年前にお店を継いだ。かっこいい椅子も先代オーナーの時のまま。
●全オーナーはお店を辞める前に「喫茶店のままやってくれる人」を探していた。
翠さんのご実家は銀座木村家のパン店をのれん分けしてもらったパン屋さん。喫茶店も併設していた。小学校の給食のパンを3校におろしていたので、このあたりのお子さんは翠さんのご実家のパンを食べていた。
●オープニングで訪れた戸部杉山神社の鐘を鳴らす鈴緒に黒沢年雄さんのお名前があったことから、「黒沢年雄さんも(パンを食べていたのかな)」というと、翠さんのお兄さんの同級生が黒沢年雄さんのご兄弟と同じ年、と。ちなみに『三年目の浮気』を歌った方は黒沢さんの弟さんだそう。(黒沢博さん)
店名の樹根巣(ジュネス)とはフランス語で「若人」の意。最初に始めた方々が、若い時にお店を開けて「樹根巣」とつけ、今はおばさんしかいないけど….と翠さん。
●とってもおきれいで手際が良く動きにもキレがある翠さん、現在65歳。昔はもっときれいだったと写真を見せてもらったら女優さんやモデルさんのよう。バイトでモデルさんのお仕事をされていたとのことでその当時はとってもモテたのだとか。

樹根巣 珈琲専科さんのメニュー

●メニューはドリンクと料理で75種類。
●コーヒーはジュネスブレンド、アメリカンブレンド他ブレンド、ブルーマウンテン、モカマターリ他ストレートコーヒー、アイスコーヒー、カフェオレ(ホット、アイス)、ウィンナーコーヒー、エスプレッソ他。ソフトドリンクはココア(アイス、ホット)、ミルク(アイス、ホット)、青汁(アイス、ホット)、レモネードがある。。ジュース類はトマトジュース、バナナジュースなど。炭酸類はレモンスカッシュ、コーラフロート、クリームソーダが。
●フードのパンものは、ジャムトースト、ピザトースト、ハムトースト、小倉トースト、ハムポテトーストなどのトースト類、ハムサンド、タマゴサンド、ツナサンド、ホットドッグなどのサンドウィッチ類がある。麺ものはナポリタン他スパゲッティ。ごはんものはやわらか仕込みのビーフカレーなど。
「メニューに出てる写真の小倉トーストがめちゃくちゃ美味しいです」と翠さんが仰るので、飯尾さん、小倉トーストをチョイス。

飯尾さんのオーダー

●小倉トースト 750円
●フラットホワイト 750円
まずはフラットホワイトから。「あら、なんていうんでしょう、カフェオレでもないし。おーいしい!」オーストラリアでメジャーなドリンクだそうです。ベースはイタリアのエスプレッソ。そしてたっぷりのミルク。表面がフラットになるようにミルクを注いだものです。
小倉トーストの登場です。半分にあんこ、もう半分に手作りクリームがトッピングされています。「あんこにお塩かけた方が絶対美味しいです」と翠さん。あんこのトーストを一口食べた飯尾さん「おいしい。もうフカフカだ。サクふわですね。あんこいいですね。」パンには切れ目が入っていますが、そこにバターがしみ込むのだとか。ちなみにトーストの厚みは4.2㎝。パンは先代からのお付き合いのパン屋さんのもの。ご実家のパン屋さんともお知り合いだそうです。
二口目は翠さんにおススメされたあんこにお塩をかけてみることに。たっぷりかかってしまって動揺する飯尾さんですが、翠さんが「大丈夫」と。「ん、変わった!あ、おいしい。味が締まる。塩合いますね。」あんぱんに桜の塩漬けを乗せているのと、おしるこの横に佃煮をつけるのも「味が締まる」からだそう。
ホットドッグが大好きな飯尾さん、パンだけ見せてもらうことに。飯尾さん、ホットドッグ大好きなんだそう。ちなみに樹根巣さんのホットドッグはチリドック、オリジナルホットドック、ホットドックの三種類。オリジナルはソーセージ、キャベツをソースで炒めた店オリジナルのホットドック。ケチャップではなくソース味だそう。
飯尾さんの樹根巣さんの感想は「飯尾:『モテたでしょう?』翠さん:『モテました』このようにスパッと晴れやか 小倉トースト コーヒー すべて晴れやか ウマすぎる ツナトースト ホットドック ぜひとも」でした。

樹根巣 珈琲専科さんの情報

樹根巣 珈琲専科
住所:神奈川県横浜市西区戸部本町47-8
アクセス:京浜急行 戸部駅下車、改札すぐ。
電話番号:045-324-0673
営業時間:月~土:7時半~18時(Google情報)
定休日:日曜祝日
予約可否:不可
支払い方法:現金のみ(カード、電子マネー、QRコード決済不可)

※Googleでは営業時間が18時までですが、食べログでは19時半までとなっています。お店に行かれる前に営業時間の確認を店舗までお願いいたします。

※営業時間、定休日は変更となる場合がございますので、お店に行かれる前に店舗までご確認ください。

Public House KALDEY

「自分が30数年前に工事の現場に入ったビルです」と指をさすのはランドマークタワー。とってもいい親方だったそうで、飯尾さんたち工事に入ったスタッフを”やりたいこと”の名前で呼んでいたそう。飯尾さんは「芸人くん」、美大に通っている子は「アートくん」と呼ばれていたそうです。

●創業1977年。このお店で47年営業されているそう。
店主は相澤幸子さん。飯尾さんがどちらから入ればと悩んだお店の二つのドア。前は隣で旦那さんが別の店を営んでいたが、8年前に廃業したためすべてを喫茶店スペースにされたそう。旦那さんはワイシャツの仕立て屋さんで、その隣で幸子さんが喫茶店を始めたのだとか。ワイシャツ作りで待ってる時にちょっとお茶を飲んでもらったりしていたのだそう。
●店内には絵がたくさん飾られていて幸子さんの作品がいっぱい。絵を描くのが子供のころからお好きだったそう。
旦那さんはシャツの仕立てをやっていたけれど、旦那さんは飲食のお店も一軒持ちたくて「やってくれ」と頼まれ、コーヒー学校に通ってすぐに、33歳の時に始めたとのこと。
●旦那さんの仕立てたシャツを着てお店に立つことも。
 

Public House KALDEYさんのメニュー

●メニューはドリンクと料理で44種類。
●コーヒーは温かいのがブレンド、アメリカン、ウィンナーコーヒー、カフェオレ。冷たいのがアイスコーヒー、アイスオーレ。紅茶はセイロンブレンド、アールグレー、ダージリン、ジャスミンティー、アイスティー。他はココア(ホット、アイス)、ミルク(ホット、アイス)、コーラ、ジンジャーエール(甘口/辛口)、トマトジュース、パインジュース他ジュース。
●フードのパンものはバウルーサンド、ピザトースト、ジャムトースト他トースト類。麺ものはナポリタン、ミートソース、グリーンスパゲティ他スパゲティ。ごはんものはカレーライス、ピラフ(塩/しょうゆ)、ビーフガーリックピラフ、ドリア、ハンバーグライス付き。定食は火曜日限定で生姜焼き、水曜日限定でねぎとろ丼。
●スイーツはパウンドケーキ、リンゴのケーキが。
アイスコーヒーはホイップクリーム、フレッシュクリーム、ブラックをお申し付けくださいとあり。グリーンスパゲティとは塩コショウで炒めてのりがかかっているスパゲティ。さっぱりしておいしいとのこと。
初めて来られたお客様におススメされるのはスパゲティグラタンとドリア、焼カレーだそう。しかし飯尾さん、グリーンスパゲティが気になったようでグリーンスパゲティを。本当にシンプルなスパゲティだそうで、「ほんとシンプルですよ?塩コショウで海苔がかかってるだけ」と幸子さんに言われ、スパゲティグラタンもお願いすることに。ドリンクはスパゲティグラタンを食べて暑くなることからアイスコーヒーを。

飯尾さんのオーダー

●グリーンスパゲティ(ドリンクセット)1,050円
●スパゲティグラタン 950円
●アイスコーヒー(セット)
スパゲティグラタンをオーブンで作り始め、続いてはグリーンスパゲティの調理を。スパゲティはチタン製の中華鍋で作ります。チタンはほんと丈夫で軽いんだそうです。フライパンでスパゲティを手際よく炒めていく幸子さん。大学は家政科で料理も習ったとのこと。しかし飲食店をやろうとは思っていなかったのだとか。
グリーンスパゲティを一口食べて飯尾さん、すごい早さで「おいしい!」具材はピーマン、ポークソーセージなど。お店をやる時に生肉を使いたくなかったので(聞き取れなかったのですが衛生的なことから?)お肉屋さんに「高くてもいいですから一番おいしいポークソーセージください」とお願いして、それ以来ずっと使っているのだとか。味つけは塩コショウとコンソメ。そして海苔をトッピング。
「めちゃくちゃうまい、シンプルだけど。マネできないんだよなこれ、」と飯尾さん。グリーンと命名したのはお客様だそう。グリーン=海苔のイメージで。そしてメニューに加えたんだそうです。
アイスコーヒーはホイップクリーム添えで。アイスコーヒーも人気商品だそうです。
「おいしい。味がしっかりしてますね」深煎りの豆を使った濃厚アイスコーヒーに、たっぷり乗った生クリームが絶妙にマッチしています。
そして最後にスパゲティグラタン。300℃で焼いているから熱々です。「うわあ、これは危険です。ああすごい湯気が怖い。これはずん喫茶の。(熱さ)」熱々をほおばる飯尾さん。熱くてホフッとなりますが「おいしい!」。「いやこれおいしい」。
スパゲティグラタンは、スパゲティに自家製ホワイトソースとチーズをのせ、300℃の高温で焼き上げています。「これ(自家製ホワイトソース)を手作りすると、めちゃくちゃ仕込み大変じゃないですか?」と言うとやはり大変だそうで、朝は6時半に起きてそこから仕込みをされているそうです。
中のスパゲティはグリーンスパゲティなので、「そうか、グリーンスパゲティがイタリア留学して派手になって帰ってきたな、みたいな。」「垢ぬけて帰ってきちゃった」と飯尾さん。その例えに幸子さん、大爆笑。「もう今日はね、和樹さんとお会いできただけでも光栄ですよ」という幸子さんに「ファーストネームで呼んでくれるんですか俺の事。”和樹さん”なんて久しぶりですよ」と飯尾さん、とってもうれしそう。
飯尾さんのPublic House KALDEYさんの感想は「ここ15年『和樹さん』と呼んでくれたのは、手造りパスタ名人 アートシェフ幸子さんだけです!! グリーンスパゲティ大発明!!」でした。

Public House KALDEYさんの情報

Public House KALDEY
住所:神奈川県横浜市西区戸部町4-152
アクセス:横浜市営地下鉄ブルーライン 高島町駅下車、徒歩8分
電話番号:045-242-8066
営業時間:月~土:8時~2時
定休日:日曜日
予約可否:可能
支払い方法:現金(カード不可、電子マネー不可)

営業時間、定休日は変更となる場合がありますので、お店に行かれる前に店舗までご確認ください。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。今日は、3月2日放送分飯尾和樹のずん喫茶「<横浜・戸部>の老舗店で美味しい料理のオンパレード~!」に登場したお店の情報をまとめました。

お料理ももちろん美味しそうでしたが、どちらの店主も手際が良くてきびきび動けて、そしておきれい!そして面白い!素敵な年の重ね方をされていて素晴らしかったです。そして個人的には、Public House KALDEYさんのアイスコーヒーをオーダーしたらホイップクリームをトッピングするか、フレッシュクリームをつけるか、それともブラックで楽しむかを選べるのが嬉しいサービスだなあと思いました。スパゲティグラタンのお供にアイスコーヒー、おいしそうですね。そして樹根巣さんのミルクたっぷりコーヒー、フラットホワイトも美味しそうでした。

明日はどちらのお店もお休みですが、月曜は営業されていますので、皆様も仕事のお昼休みに、家に帰る前の一息入れる時間にぜひ。

それではこのへんで。ありがとうございました。






 

タイトルとURLをコピーしました